予防歯科

2020/8/14

訪問歯科診療を行う最大のメリット

歯科治療というものは、患者さんが歯科医院まで直接足を運んで治療を受けるものというイメージが一般的です。しかし、少子高齢化が進む日本では、要介護者や寝たきりの方などが増加したこともあり、歯科治療を受けたくてもなかなか歯科医院に足を運ぶことができない…という方が増加しているのです。 訪問歯科診療は、こういった「自ら歯科医院に足を運ぶことが難しくなった」要介護者や寝たきりの方が、在宅や施設で歯科診療が受けられるものです。訪問歯科診療であれば、自宅や介護施設などで寝たきりの状態であり、自ら起き上がることが難しい、 ...

2020/6/28

口腔ケアが大切。舌を綺麗にすることが感染予防になる。

世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルスですが、日本国内では感染拡大もある程度落ち着き、全国に発令されていた緊急事態宣言は解除となりました。しかし、今回のコロナ問題は、これで収束に向かっていくという単純な問題ではなく、人類はこの先もコロナウイルスとの共存をしていかなければならないという様相が強くなっています。 このような状況の中、皆さんも普段の生活の中でさまざまな感染予防対策を行っていることでしょう。一般的にコロナウイルス対策として有効と言われるのは、マスクの着用や手洗い・うがい、手指のアルコール消毒 ...

2020/5/11

口腔機能低下症について

「口腔機能低下症」をきいたことありますか。 口腔機能低下症とは、日本老年歯科医学会から2016年に発表された新たな疾患概念です。 口腔機能低下症の7つの項目 ①口腔不潔 ②口腔乾燥 ③咬合力低下 ④舌口唇運動機能低下 ⑤咀嚼機能低下 ⑥嚥下機能低下 ⑦低舌圧 このうち3つが認められたら口腔機能低下症として、歯科医療従事者が治療をおこなう必要があります。 口腔機能低下症になっている状態にも関わらず治療を行わず、そのまま放置していると、嚥下障害や咀嚼機能不全といった専門的な知識がある歯科医師しか対応できない口 ...

2020/3/31

歯周病とインフルエンザの関係~歯周病と全身疾患が関連している

毎年冬になると大規模な流行を繰り返すのが「インフルエンザ」 子供から高齢者まで幅広い世代で発症しあっという間に拡散する強い感染力を持っています。 インフルエンザ昨年より430万人減 過去5年で最も少ない見込み 引用:2020/03/23 17:30ウェザーニュース 過去5年の患者推計値を見てみると、最も多かった2017ー2018年シーズンは1400万人を超えていました。2019ー2020年シーズンはまだ途中ではありますが、3月23日発表時点で726万人に留まっており、医療機関の状況等に違いがあるものの、昨 ...

2020/3/31

歯周病が認知症を悪化させる!歯周病がもたらす全身疾患。

日本人の8割は、歯周病とも言われていることを知っていますか? 実は、歯を失う原因で一番多いのが、「歯周病」で、虫歯より多いのが実状です。 こうした中、近年、歯周病が認知症の原因の1つになっているのではないか、という研究結果が発表され、注目を集めています。 歯周病を放置していると、認知症が進行することも知っていますか? 厚労省によると認知症は年々増加し、2025年には有病者数は700万人になり、65歳以上の5人に1人が認知症になると試算されています。認知症にはいくつか種類があり、その多くは脳血管性認知症とア ...

2020/3/23

口腔ケアの重要性が注目されている。口腔ケア(オーラルケア)の新常識。

手術やがんの治療の前にお口の健康状態をチェックするのが当たり前の時代に。 医科歯科連携が手術や抗がん剤の治療効果を高めている 医科と歯科の連携治療が成果を上げ始めています。手術や抗がん剤治療の前後に、口の中の清掃などを行う「口腔(こうくう)健康管理」の取り組みが広がり、治療後の合併症や副作用を減少させています。さらには入院日数の減少にも貢献しており、より一層の普及が期待されています。 がんの治療中には抗がん剤の治療では副作用で免疫力が低下し、むし歯や歯周病が悪化しがちです。さらに口内の細菌による感染症によ ...

2020/3/23

歯周病と糖尿病には深い関係がある!?代表的な生活習慣病の基礎知識

皆さんも生活習慣病の代表である『歯周病』や『糖尿病』という病気の名前を一度は耳にしたことがあると思います。どちらも、私たちの普段の生活に大きな悪影響を与えるものですので、誰もがなりたくない病気だと考えているでしょう。 さらに最近では、これら2つの病気には深い関係があるということがわかってきており、お互いの病気が悪影響を及ぼしあう『負のスパイラル』関係にあると言われているのです。実際に、過去には『歯周病』と『糖尿病』の関係がテレビで特集されたこともあるほどで、生活習慣病を未然に防ぐには両者がどのような病気で ...

2020/1/26

フッ素だけでは、歯は強くならない。むし歯の原因は酸?唾液が歯を守っている。

フッ素だけでは、歯は強くならない 『虫歯予防にはフッ素がいい』 最近では、歯みがき粉にフッ素が入ったものも多いですし、小さいお子さんがおられる方なら、保健所でフッ素を塗ってもらったり、幼稚園や保育園などでフッ素入の水溶液でうがいをしていたりなど、フッ素が歯に良いと聞いたことがあるという方も多いと思います。 フッ素には、歯のカルシウムイオンやリン酸イオンなどが溶け出す『脱灰』を抑制するとともに、 溶け出したカルシウムイオンやリン酸イオンなどを取り込んで再び歯に戻して修復する『再石灰化』を促進する効果がありま ...

2019/12/26

子供の歯について知りたい。子供の歯を強くしたい。生後10ヶ月〜1歳にすると良い歯のお手入れ

生後10ヶ月~1年ほどすると、乳側切歯(にゅうそくせっし)が生えてくる時期です。 早い子なら、もう乳犬歯(にゅうけんし)が生えて来ているかもしれません。 そこで、そろそろ考えたいのが『虫歯予防について』です。 むし歯菌は、成人であれば、ほとんどの方が持っている菌で、一度感染してしまうと、完全に無くす事はほぼ不可能なため、今現在むし歯でがない方でも、むし歯菌を持っています。 しかし、実は、生まれたばかりの赤ちゃんには、むし歯菌はいません。 ではなぜ、多くの人がむし歯を経験することになるかと言うと、むし歯菌を ...

2019/12/5

妊婦さん特有の歯周病について

『虫歯は無いのに歯が痛い』 『歯ぐきが腫れている』 ある調査によると、妊婦のおよそ7割が歯周病などのお口のトラブルを経験するというデータもあります。 妊娠すると、黄体ホルモン(プロゲステロン)や卵胞ホルモン(エストロゲン)という女性ホルモンのバランスが大きく変化します。 とくに黄体ホルモンの分泌が維持されることによって、生理が始まるのを止めたり、体温を上げたりなど体にも様々な変化が起こります。 変化が起きるのはお口の中の環境も同様で、妊娠によるホルモンバランスの変化や、食生活の変化によって口腔内のトラブル ...

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