Mia(ミア)

Mia(ミア)

歯科助手をしながら、歯科衛生士を目指しているMia(ミア)です。 人の役に立てるような仕事に就きたい、手に職を付けたいという思いから歯科衛生士を目指しています。患者さんからたくさん「ありがとう」と言ってもらえるように頑張っています。

2020/5/22

新型コロナウイルス(COVID-19)感染対策について。スタンダード・プリコーション(標準予防措置策)をご存じですか。

スタンダード・プリコーション(standard precautions、標準予防 措置策)とは 1985 年に米国 CDC(国立疾病予防センター)が病院感染対策のガイ ドラインとして、ユニバーサル・プリコーション(Universal precautions、一般予防措置策)を提唱しました。 これは、患者の血 液、体液、分泌物、嘔吐物、排泄物、創傷皮膚、粘膜血液は感染する 危険性があるため、その接触をコントロールすることを目的としたものでした。その後、1996 年に、これを拡大し整理した予防策が、ス タンダ ...

2020/5/21

新型コロナウイルス対策「身のまわりを清潔にしましょう」消毒のための「オゾン水」と「次亜塩素酸」の比較

新型コロナウイルスに対する感染防止策について(厚労省) マスク着用を含む咳エチケ ットや手洗い、アルコール消毒等により感染経路を断つことが重要であり、身のまわりを清潔にすることが大事です。アルコール消毒液の入手が難しい場合には、 別紙「新型コロナウイルス対策 身のまわりを清潔にしましょう。」を踏まえ、手 洗いを丁寧に行うことや、食器・手すり・ドアノブなど身近な物の消毒には、熱水 や塩素系漂白剤で行っていただくことを徹底いただくようお願いいたします。 オゾン水とは オゾンが溶解した水をオゾン水(溶存オゾン水 ...

2020/4/30

コロナ感染対策としてオゾン水と歯科院内感染防止の取組み

当院のコロナウイルス対策の取り組みとお願い 新型のコロナウイルス拡大にともない、皆様に安心して通院いただけるよう当院では以下の取り組みを行っております。 塩素よりも強力な殺菌能力があるオゾン水を使用し、飛沫感染とエアロゾル対策の実施 空気中の浮遊菌(インフルエンザ、コロナウイルス)対策にオゾン空気清浄機で空間除菌 定期的に共有スペース(待合室、お手洗い、各診療台および院内)の消毒の実施 当院関係者はマスク、キャップ、フェイスシールド、グローブ着用のスタンダードプリコーション 当院の従業員に発熱、咳、倦怠感 ...

2020/4/25

口腔機能低下症について

「口腔機能低下症」をきいたことありますか。 口腔機能低下症とは、日本老年歯科医学会から2016年に発表された新たな疾患概念です。 口腔機能低下症の7つの項目 ①口腔不潔 ②口腔乾燥 ③咬合力低下 ④舌口唇運動機能低下 ⑤咀嚼機能低下 ⑥嚥下機能低下 ⑦低舌圧 このうち3つが認められたら口腔機能低下症として、歯科医療従事者が治療をおこなう必要があります。 口腔機能低下症になっている状態にも関わらず治療を行わず、そのまま放置していると、嚥下障害や咀嚼機能不全といった専門的な知識がある歯科医師しか対応できない口 ...

2020/3/31

歯周病とインフルエンザの関係~歯周病と全身疾患が関連している

毎年冬になると大規模な流行を繰り返すのが「インフルエンザ」 子供から高齢者まで幅広い世代で発症しあっという間に拡散する強い感染力を持っています。 インフルエンザ昨年より430万人減 過去5年で最も少ない見込み 引用:2020/03/23 17:30ウェザーニュース 過去5年の患者推計値を見てみると、最も多かった2017ー2018年シーズンは1400万人を超えていました。2019ー2020年シーズンはまだ途中ではありますが、3月23日発表時点で726万人に留まっており、医療機関の状況等に違いがあるものの、昨 ...

2020/3/30

歯周病が認知症を悪化させる!歯周病がもたらす全身疾患。

日本人の8割は、歯周病とも言われていることを知っていますか? 実は、歯を失う原因で一番多いのが、「歯周病」で、虫歯より多いのが実状です。 こうした中、近年、歯周病が認知症の原因の1つになっているのではないか、という研究結果が発表され、注目を集めています。 歯周病を放置していると、認知症が進行することも知っていますか? 厚労省によると認知症は年々増加し、2025年には有病者数は700万人になり、65歳以上の5人に1人が認知症になると試算されています。認知症にはいくつか種類があり、その多くは脳血管性認知症とア ...

2020/2/23

口腔ケアの重要性が注目されている。口腔ケア(オーラルケア)の新常識。

手術やがんの治療の前にお口の健康状態をチェックするのが当たり前の時代に。 医科歯科連携が手術や抗がん剤の治療効果を高めている 医科と歯科の連携治療が成果を上げ始めています。手術や抗がん剤治療の前後に、口の中の清掃などを行う「口腔(こうくう)健康管理」の取り組みが広がり、治療後の合併症や副作用を減少させています。さらには入院日数の減少にも貢献しており、より一層の普及が期待されています。 がんの治療中には抗がん剤の治療では副作用で免疫力が低下し、むし歯や歯周病が悪化しがちです。さらに口内の細菌による感染症によ ...

2020/2/20

歯周病と糖尿病には深い関係がある!?代表的な生活習慣病の基礎知識

皆さんも生活習慣病の代表である『歯周病』や『糖尿病』という病気の名前を一度は耳にしたことがあると思います。どちらも、私たちの普段の生活に大きな悪影響を与えるものですので、誰もがなりたくない病気だと考えているでしょう。 さらに最近では、これら2つの病気には深い関係があるということがわかってきており、お互いの病気が悪影響を及ぼしあう『負のスパイラル』関係にあると言われているのです。実際に、過去には『歯周病』と『糖尿病』の関係がテレビで特集されたこともあるほどで、生活習慣病を未然に防ぐには両者がどのような病気で ...

2020/1/26

唾液がもたらす「お口の健康」。お口の健康のためにガムを噛むことをオススメします。

歯は一生物です。 みなさんも日頃から歯の健康には気をつけているという方も多いのではないでしょうか。 そこでお口の健康についてのお話です。 お口の健康のためにはガムを噛むと良い よく言われることですが、お口の健康を保つためにガムを噛むことは非常に良いことです。 なぜガムを噛む事がお口の健康に繋がるのかというと、主に『唾液の分泌量が増える』ためです。 唾液が持つチカラ 唾液は血液の成分から作られています。 唾液を出す唾液腺には『大唾液腺』と『小唾液腺』という物があり、すべて合わせると1日に1~1.5リットルも ...

2020/1/25

フッ素だけでは、歯は強くならない。むし歯の原因は酸?唾液が歯を守っている。

フッ素だけでは、歯は強くならない 『虫歯予防にはフッ素がいい』最近では、歯みがき粉にフッ素が入ったものも多いですし、小さいお子さんがおられる方なら、保健所でフッ素を塗ってもらったり、幼稚園や保育園などでフッ素入の水溶液でうがいをしていたりなど、フッ素が歯に良いと聞いたことがあるという方も多いと思います。 フッ素には、歯のカルシウムイオンやリン酸イオンなどが溶け出す『脱灰』を抑制するとともに、溶け出したカルシウムイオンやリン酸イオンなどを取り込んで再び歯に戻して修復する『再石灰化』を促進する効果があります。 ...