今朝(9/30)のTBS「あさチャン!」番組内で『感染恐れ歯医者行かず…「コロナ虫歯」増加』を取り上げていました。
歯医者は、感染リスクが高い?!
新型コロナウィルス感染拡大前は、定期的に虫歯や歯周病のチェック、メンテナンスやケアにお越しいただいていた方も、コロナに対する不安から「コロナが怖いのでキャンセルします」「コロナが落ち着いたら電話します」とキャンセル等のご連絡をいただくことがあります。
ご自身の判断で来院を控えてしまわれる『受診控え』が増え、結果虫歯や歯周病が悪化してしまう患者さんが増えています。新型コロナウィルス感染症を恐れるあまり、歯やお口・身体の健康が損なわれてしまうことはとても残念なことです。
不安をゼロにすることは難しいかもしれませんが、普段から感染対策をきちんと行っている歯科医院であれば、歯科治療が原因でコロナ感染が起こることはありません。
「歯科オーラルクリニック エクラ」は、感染予防対策をしっかり行っています
患者さまに安心して治療を受けていただくために、滅菌ゾーンをオープンにして処理を見ていただけるよう、「滅菌ゾーンの見える化」を行っています。また、診療時だけでなく院内で使用する水にもこだわり、院内で使用する水を除菌するシステムを導入しています。歯周病治療の際にも活用し、患者さまの健康を大事にしていきたいと考えています。
「歯科オーラルクリニック エクラ」のコロナウイルス対策の取り組み
新型のコロナウイルス拡大にともない、皆様に安心して通院いただけるよう当院では以下の取り組みを行っております。
- 塩素よりも強力な殺菌能力があるオゾン水を使用し、飛沫感染とエアロゾル対策の実施
- 空気中の浮遊菌(インフルエンザ、コロナウイルス)対策にオゾン空気清浄機で空間除菌
- 定期的に共有スペース(待合室、お手洗い、各診療台および院内)の消毒の実施
- 当院関係者へマスク、キャップ、フェイスシールド、グローブ着用のスタンダードプリコーション
- 当院の従業員に発熱、咳、倦怠感をともなう場合は自宅待機及び専門の医療機関への受診を指示
さらに器具機材は患者さんごとに滅菌処理を行い、特にハンドピース、基本セットなどは全て滅菌パックにて管理しております。これまで通り安心してご来院いただけたらと思います、ご自身による『受診控え』の前に一度ご相談いただけたら幸いです。
歯科オーラルクリニック エクラ 院長 小出 貴照
マスク使用者の約6割が「自分の口臭が気になる」と回答
新型コロナウイルスがきっかけでマスクをする生活が普通になりました。
第一三共ヘルスケア(東京都中央区)が調査。調査は6月17日から6月19日まで、インターネットで「1日30分以上、毎日マスクを着用している全国の30代~50代の男女」に実施し、300人の回答(男性150人、女性150人)を分析した。マスク着用による口臭ケアについての意識調査を実施。6割近くが「マスク着用時に自分の口臭が気になる」と回答したとの結果を公表した。 調査について詳しくはこちらから。
マスクをすると口呼吸になる
英ウッドウェル歯科医院のアンナ・デイヴィス氏「マスクをすると知らずのうちに口呼吸になりやすく、結果として口内が乾燥します」と説明。続けてダニエル・シーチ博士は「唾液は口内バクテリアから歯や歯茎を守るのに不可欠なもの。唾液なしでは口臭や歯周病、虫歯が起こりやすくなってしまうんです」とコメント。ではこうした“マスク・マウス”から身を守るためにはどうすればいいのだろう?
まず第一に、水をたくさん飲むこと。そして砂糖の含まれる飲料やスナック類を食べる頻度を減らすことも忘れずに。「そうすることで口内のpHがニュートラルな状態になり、最適な唾液量に調整されます」とデイヴィス氏。コーヒーを飲んだ後には必ず1杯の水を飲んで口内を洗い流し、口臭や色素沈着を予防することが重要!
出典:VOGUE UK
虫歯や口臭を抑える唾液の働き
食事で口腔内が酸性(pH)に傾きます。唾液は、酸性に傾いた口腔内を中和してくれます。また、唾液には、リゾチームやペルオキシターゼという物質が含まれており、これらの物質は、虫歯菌に対して抗菌作用があります。
お口の中は細菌がいっぱいです。
むし歯に関わる代表菌種 3種の細菌
ストレプトコッカス・ミュータンス(Streptococcus mutans)
ストレプトコッカス・ソブリナス(Streptococcus sobrinus)
ラクトバチルス(Lactobacillus)
歯周病の原因となる代表菌種
ポルフィロモナス・ジンジバリス(Porphyromonas gingivaliss)
トレポネーマ・デンティコラ(Treponema denticola)
タネレラ・フォーサイシア(Tannerella forsythia)
むし歯、歯周病の原因は菌
むし歯が進行すると、歯を削ることになります。削ってしまった歯は元には戻りません。
「歯を削らないこと!」そのための予防をしっかり行いましょう。むし歯になった歯を削って、詰め物でフタをしても、原因であるこれらの菌を減らさないといくら治療をしてもまた、別の歯がむし歯になってしまいます。
菌をコントロールする予防やクリーニングがとても大切です。痛くなってからの歯医者に行くのではなく、痛くならないように予防に重点を置いてください。