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全身の健康はBioGaiaタブレットを舐める簡単口腔ケアから

みなさん、こんにちは。

世の中が新型コロナウイルスの話題で持ち切りになり、一部地域には、政府から二度目の緊急事態宣言が出される事態となっていますが、お元気でお過ごしでしょうか。

私もそうですが、みなさんも、新型コロナウイルスに限らず、なるべくなら何の病気にもかかることなく日々を健康に過ごしたいですよね。

健康に過ごしたいといっても、どのような対策をすれば健康な体でいることができるのかわからないという方もいらっしゃると思います。

全身の健康は口腔ケアから

今回は、健康な体でいるためには、「口腔ケア」から始めてみましょうというお話です。

全身の健康には口腔ケアが大切であるということは、私もこのブログを通してみなさんに何度もお伝えしてきているとおりなのですが、私のブログを読むのは今回の記事が初めてという方もいらっしゃると思いますので、その点を簡単に復習しておきたいと思います。

私たちの体を構成する器官のひとつである「口」は、普段私たちの認識では、食物や水分を摂取するところというイメージが強いと思います。しかし、それに加えて、細菌やウイルスなどが体内に侵入する入り口となることもまた事実なのです。

そこで、口の中は、そのようなものが体内に侵入しないように、常に清潔に保っておく必要があるのです。また、口の中の病気としては、多くの日本人が患っている「歯周病」にも問題があります。

歯周病は全身の健康とつながっていて、歯周病になると、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、メタボリックシンドロームなど、様々な病気にかかる可能性が高くなってしまうのです。

そのようなわけで、健康な体を作る・保つには、口腔ケアをしっかりとする必要があるのです。

ホームケアと定期検診が大切です

この口腔ケアで一番大切なのは、日々自分で行うホームケアなのです。ホームケアがしっかりできているかどうかで健康が維持できるかどうかも変わってきますので、十分に意識してケアするようにしましょう。

その日々のホームケアで最も重要となるのが、言うまでもなく「歯磨き」です。歯磨きには、歯ブラシを使うだけでは足りませんので、合わせて、デンタルフロスと歯間ブラシも使うようにしましょう。この3点セットを用いた歯磨きが、しっかりとしたホームケアの基本となります。

使い方が分からない場合や、きちんと磨くことができているか不安な場合もあると思いますので、そのときは、歯科医院に行き、指導を仰ぎ、定期検診を受けるということも必要です。

普段のホームケアと定期的な検診。これが口から全身の健康を守る基本となりますので、ぜひ実践するようにしましょう。

さて、このホームケアでの歯磨きですが、一日に、朝、昼、夜と3回行うことが基本となります。しかし、何かと忙しい現代社会に暮らしていると、することが多く、なおざりになってしまいがちなこともあるのではないでしょうか。そのときは、3回のうちでも、夜の歯磨きが一番重要となりますので、それだけはしっかりとするようにしましょう。寝る前に歯磨きをしないと、口の中に菌がかなり増えることとなってしまうのです。

BioGaia社の「プロデンティス」タブレットを舐めて健康に

前置きが長くなってしまいましたが、その、夜寝る前の歯磨きの後に、タブレットを舐めましょうというのが今回みなさんにお伝えしたいことです。

BioGaia(バイオガイア)という会社が出している、「プロデンティス」というタブレットですが、これが、お口の健康もさることながら、全身の健康にとても効果があるのです!

(画像引用元:バイオガイアジャパンホームページプロデンティス ロゼンジ 30錠 | バイオガイアジャパン バイオガイアジャパン (biogaia.jp)

それでは、このタブレットは一体どのようなものなのかと思われると思います。

その正体は、Lロイテリ菌というものが含まれたものなのです。このタブレットには、生きたLロイテリ菌が2億個以上も入っているのです!

さて、それでは、このLロイテリ菌とは何者なのかと疑問を持たれると思います。実は、このLロイテリ菌というものは、善玉菌なのです。しかも、ヒトの母乳・口腔に由来する乳酸菌なので、安心・安全なのです。

Lロイテリ菌は、ヒトの体にとって有害な悪玉菌を見つけたときだけ、ロイテリンという天然の抗菌物質を生み出しますが、ヒトの体に有益な菌に対してはこのロイテリンを生み出さないため、体内の菌の多様性を維持しつつ、善玉菌と悪玉菌のバランスを保つことができるのです。

ヒト由来の菌なら多くの人がそもそも体内に持っているのでは?と思われると思います。

1960年ころには、30%くらいの人がLロイテリ菌を獲得していたといわれていますが、現代では、ライフスタイルの変化によって、2%くらいの人しか持っていないと言われています。

その理由というのが、

  • 粉ミルクの引用で母乳から菌を獲得できなくなるため
  • 帝王切開により参道菌を獲得できないため
  • ストレス
  • 小人数家族で清潔にしていて多くの人の菌との接触がないため
  • 抗生物質や薬の使用量が増えたため

というようなものです。このため、Lロイテリ菌を外部から取り入れる必要があるのです。

このLロイテリ菌ですが、予防医学や予防歯学で世界の最先端を進んでいる、スウェーデンの、BioGaia(バイオガイア)社が特許を持っています。この会社は、創立当初から、ノーベル生理学・医学賞審査本部のカロリンスカ医科大学との共同研究を続けてきました。今では、広島大学やアメリカのマサチューセッツ工科大学などで実験や臨床試験がなされ、世界各国で信頼性と安全性が証明されています。

体内菌のバランスを整えることで、病気の治療や予防を行うという医療技術「バクテリアセラピー」というものがあります。これは、スウェーデンのバイオガイア者によって臨床実用化が進められていて、日本でも、歯科分野を中心に、研究と臨床への応用がすすめられています。

ヒトの体の中には、500種類、500兆個以上、約2㎏もの菌が生息しています。これには、ヒトに有益な「善玉菌」、病気などの原因になる「悪玉菌」、優勢な菌に合わせてどちらにもなる「日和見菌」の3種類があります。このうちの「悪玉菌」が体内菌のバランス上優位になるとさまざまな病気を引き起こすことになります。「バクテリアセラピー」は、善玉菌を補給して悪玉菌を減らし体内の菌のバランスを整え、疾病の予防・治療に役立てるという医療技術です。

この「バクテリアセラピー」は、バイオガイア社のLロイテリ菌によって実践的な医療技術として確立されました。一般的に善玉菌と呼ばれているほとんどの乳酸菌は、人にとって必要な菌まで抑えてしまいます。ヒトにとって悪い菌だけを抑えつけるLロイテリ菌が、ここでは欠かすことができないのです。

風邪や歯周病などの治療の際には、悪玉菌を殺菌するために、抗生物質(抗菌剤)が使われます。しかし、抗生物質は、体内にいる善玉菌もいっしょに殺菌してしまうため、多用すると様々な副作用が起こってしまいます。Lロイテリ菌を使った「バクテリアセラピー」は、抗生物質を使用しないため、そのような副作用を防ぐことができるのです。

さて、歯科的な話題に戻りますが、このLロイテリ菌を使った歯周病についての試験がありますので引用しておきます。

 

L. ロイテリ菌プロデンティスで船員の歯茎の出血が減少

健康な船員を対象として実施した無作為化二重盲検プラセボ対照試験により、L. ロイテリ菌プロデンティスを補完的に摂取した被験者はプラセボを摂取した被験者に比べて歯茎の出血が顕著に減少していることが示されました。

本試験の結果はJournal of Periodontology (歯周病学会ジャーナル オンライン版202024日版)に掲載されました。

本臨床試験の責任医師であるドイツのヴュルツブルク大学歯周病学分野のウルリッヒ・シュラーゲンハウフ教授は「オーラルケアの機会が限られている健康な方は、日常的にL. ロイテリ菌含有のロゼンジを補完的に摂取する事で簡単かつ安全な方法で口腔内の健康を改善・維持することができる」と述べています。

ヴュルツブルク大学 ウルリッヒ・シュラーゲンハウフ教授

本試験では72名の健康な船員を42日間にわたり毎日L. ロイテリ菌Prodentis (L. reuteri® ATCC PTA 5289 + L. reuteri® DSM 17938)を含有するロゼンジを2錠(4×108 CFU/日)摂取する群とプラセボを摂取する群の2群のいずれかに無作為に割りつけました。試験は船員が海上での6週間の軍事演習に参加中で、医療関係者による口腔洗浄又は口腔ケアの指導を受けることなく行われました。

本試験の主な評価項目は歯茎の出血でしたが、プラーク及び歯周ポケットの深さも評価しました。

L. ロイテリ菌プロデンティスで歯茎の出血が減少

L. ロイテリ菌プロデンティスを摂取したプロバイオティクス群では、14日目および42日目のいずれにおいても全ての評価項目でベースライン時およびプラセボ群よりも顕著な改善が認められました。

これに対してプラセボ群では、試験の終了時には全ての評価項目で顕著な悪化が認められました。

シュラーゲンハウフ教授は本臨床試験を通じて「我々が実施した試験の結果により、L. ロイテリ菌プロデンティスの補完的な摂取は歯周病の治療または予防として新たな選択肢となる。」と結論付けました。

またこの結果を受けてスウェーデンのバイオガイアABのイザベル・デュセリアCEOは、「L. ロイテリ菌 プロデンティスに関する良好なデータはこれまでにも多数発表(47の科学雑誌など)されていますが、本試験の結果により良好なデータが追加され、多くの市場において当社のオーラルヘルスケアプロバイオティクス製品を販売することへの関心が高まっています。」と述べました。

(バイオガイア社のホームページより引用 <プレスリリース>L. ロイテリ菌プロデンティスで歯茎の出血が減少 | バイオガイアジャパン (reuteri-lab.jp))。

 

このように、バイオガイア社のプロデンティスは、歯周病に効果があることが分かります。

全身の健康を守るためには、まずは口腔ケアからという内容でお話してきましたがいかがでしたか。

口腔ケアは誰でも簡単に実践することができます。特に、今回ご紹介した、BioGaia(バイオガイア)社の、「プロデンティス」というタブレットを使う方法は、ただ舐めるだけです。口腔内だけではなく、直接体内へも良い影響をもたらします。とても簡単ですので、ぜひ日々の口腔ケアの内容に加えてみてください。

みなさんが、簡単な口腔ケアから始めて健康な体となることを願っております。

BioGaia社の製品は、今では世界の100余りの国・地域で利用されています。

このBioGaia社の「プロデンティス」タブレットは、当医院でも処方することができますので、定期検診にお越しの際にお求めいただければと思います。大人気乳酸菌タブレット“BioGaia”に新商品登場!|エクラからのお知らせ|歯科オーラルクリニック・エクラ (eclat.dental)

 

 

 

医療法人 エクラ会 歯科オーラルクリニック エクラ
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Mia(ミア)

Mia

歯科助手をしながら、歯科衛生士を目指しているMia(ミア)です。 人の役に立てるような仕事に就きたい、手に職を付けたいという思いから歯科衛生士を目指しています。患者さんからたくさん「ありがとう」と言ってもらえるように頑張っています。

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