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マウスピース(インビザライン)矯正とワイヤー矯正の比較  歯の矯正どっちがいいの?

マウスピース歯列矯正について

今回は矯正装置として最近注目を集めているインビザライン(マウスピース)矯正とワイヤー矯正について、その特徴や違い、メリット・デメリット特に今回は金額や施術方法にも注目して解説していきます。この記事を読んで自分にピッタリの矯正方法を見つけましょう!

インビザラインとワイヤー矯正との比較

インビザライン(マウスピース) ワイヤー矯正
見た目 インビザラインは透明で会話の中でも見た目では分かりにくいのが特徴

お出かけ時にも気にならずに居れます。

歯の表面にブラケットを装着するので一目でわかります。セラミックの場合は、ブラケットやワイヤーが白く目出しにくくなります。歯の裏側にブラケットを装着する裏側矯正の場合は、見た目には影響はありません。
痛み

インビザラインの素材であるプラスチックの弾性を利用し、この小さい力を利用するので比較的痛みは少ないです。インビザラインはごく薄いため、発音が妨げられることはほとんどなく、違和感も少なく、お口の中の粘膜や舌を傷つけることもありません。

歯をワイヤーで引っ張り移動させるので、初めの頃は痛みを感じることがあります。装着したスグ後や通院時にワイヤーを締めなおし炎や傷ができてしまうこともあります。装着後や検診などは痛みが強くなります、ただし、数日でなれるでしょう。ブラケットを歯の表面に取りつけるため、装置が口の中にあたって粘膜や舌が傷つき、口内炎や傷ができてしまうこともあります。

矯正期間

インビザラインを数週間に1度のペースで交換しながら治療を勧めていきます。当院では3Dの画像でご確認いただけます。治療完了までに使用するマウスピースの数は、歯並びの状態によって異なります。移動させる歯が少なければ治療期間は短く、数か月で移動が終わることもありますが複雑な歯並びの患者様では2年以上掛かるケースもあります。平均で1年~2年ほどで治療が完了します。また、医師の指示通りの装着時間を守って治療を継続することでも、治療期間は左右されます。

マウスピース矯正と同様、歯並びの状態によって治療期間は異なりますが、平均で1年半~2年半ほどで治療が完了します。ワイヤー矯正の場合は、より複雑な歯並びにも対応しているため、症状によっては3年以上掛かるケースもあります。

価格 症状により価格は異なりますが、一般的なクリニックでは、平均で80万~100万円程度です。当院の料金はこちら
通院の頻度 マウスピースは、自分で取り外し・交換が可能なため、通常はそのまま。歯が移動すれば新しいものと交換します。都度3D映像でゴール目標をご覧いただけます。 治療開始後は、3~4週間に一度のペースで通院し、クリニックにて矯正装置の調整を行います。
食事

マウスピースは、食事中は取り外すことができるため、治療前と全く同じように食事を楽しむことができます。

飲料については、水や色の薄いお茶などは装着したまま飲むことができますが、コーヒーや緑茶などはマウスピースや歯への着色の可能性があるので装着時は飲むことができません。虫歯の原因になる様な甘い飲み物や清涼飲料水お酒などもNGです。熱い飲み物もマウスピースの変形の恐れがあるので注意が必要です。

ガムなどのソフトキャンディや、お餅など粘度がある食べ物は、ブラケットに吸着しやすい可能性があるため、食べることは控えて頂きます。また、硬い食べ物は装置が外れやすくなるので要注意です。ネギやホウレンソウなどの葉物野菜なども、ブラケットに挟まりやすいため、手入れが手間も細かく刻んで調理するなどの工夫が必要です。

歯周病や虫歯

歯磨きの際にはマウスピースを取り外して隅々まで歯を磨くことができるため、虫歯や歯周病のリスクは低いと言えます。ただし、マウスピース装着中に甘い飲み物を飲んでしまうと、マウスピースの隙間から糖分が中に入り込み、虫歯の原因となってしまうので、装着時は清涼飲料水やジュースを飲みたくなれば外してから飲み口内をゆすぐなどして糖類の付着を防ぎましょう。

ブラケットのワイヤー部分に汚れや食べかすが溜まりやすいため、マウスピース矯正に比べて虫歯や歯周病のリスクが高まります。
資格 必要 不必要

※自社調べ

インビザラインとワイヤー矯正との比較を表にしましたがいかがでしょうか?

そして歯科医院の中には矯正費用が、インビザラインとワイヤー矯正と同じ料金帯で施術が出来きるところもある。

料金は通常インビザラインの方が高額になりますが、エクラクリニックでは同額で施術させて頂いております。

ワイヤー矯正のメリット・デメリット


ワイヤーが見えるのが嫌だと言う患者様は沢山お見えです。見た目が悪い痛いなどと不評で、さらに食事の食材まで気にしないといけない事だったりします。

最近ではその見た目をより気にならない様に、

歯と同じ色のブラケットを装着したり歯の裏側に(リンガル矯正)装着する方法や、上あごは裏側に下あごは前面に(ハーフリンガル矯正)などや、ワイヤー矯正とマウスピースを併用(ハイブリッド矯正)するなど多様な矯正方法があります。

メリットとしては、どんな歯型の方にも対応が出来る、現在では歯茎に支柱を植え付けそれを起点にワイヤーを伸ばし飛び出ている歯を矯正する方法も確立されている。

双方ともメリットデメリットは当然あります、

医師との診察の時にじっくりお話をしてご自身の歯並びの状態や期間について最適な方法をお選びください。

当院では、インビザラインとワイヤー矯正を適切な割合で施術させて頂いております。

そして専門の知識を持つ、インビザライン認定医師資格というものがあります。
この認定医が在籍しているかも歯医者を選ぶ目安とされています。

『iTeroアイテロ』について

当院では、インビザラインでの矯正治療に「iTero」を導入しています。これまでは、口の中に歯形を取るためプラスティックの物体を数分間口の中で含んでいました。型取りには必須だったので患者様にもご負担をかけておりました、実際気持ちのいいものではありませんし時間もかかります。

「iTero」を活用すると、カメラでお口の中をスキャンするだけで、簡単に歯型取りができます。コンピューターならではの精密なデータ処理で約15分ほどで情報収集はおわります、不快感は無しでストレスもなく矯正治療が進められます。

「iTero」の特徴

  • 10~15分で歯型をスキャンできます。
  • 従来の方法より簡単かつ正確・精密な歯型がとれます。
  • その場で歯並びや咬み合わせをカラーで確認できます。
  • 矯正後のイメージをその場で確認することが可能です。
  • レントゲンの様に放射線を使用していないので、妊娠中の方も安心です。

将来、つまり矯正が終わった時のイメージが映像で見ることができる。
これをクリーンチェック(ゴール)という。術前術後がモニター(映像)で確認できるので

ゴールが見えるから矯正は辛いけれど、頑張れる!

また、終了する日時を出すことができるため予定を立てやすい。
先が見えることで安心度がUPします。そして、口の中に異物を入れて型取りはする必要がない矯正もアナログからデジタルへ急速に移行している理由の一つです。

インビザラインの特徴

また、ワイヤーと違い、マウスピース型は取り外しが可能であるため
矯正と虫歯治療やホワイトニングが同時に行える(一部、行えないことがある)ワイヤー矯正ではホワイトニングなど同時にできない。痛みについてもワイヤーで強く引っ張られないので痛みも少しなので
インビザラインの方が優しいとも言えます。

今までインビザラインに対するデメリットもありましたが
日進月歩で改善され、デメリットが少なくなって来た現在、当院ではマウスピース型とワイヤー歯科診療は9:1でマウスピース型が多いという結果になっています。
価格も同じ、終了時期はワイヤー矯正よりも早く終了する

部分矯正  30-40万円
全矯正全額で  88万円

デメリットを無くす方法について

はじめに こんにちは。 今回は、デメリット0(ゼロ)の歯列矯正についてのお話です。 この記事を読んでいる方は、何らかの理由で歯列矯正をするかどうか悩んでいる方が多いのではないかと思います。大丈夫です。 ...

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ヒアリングをきちんとしてインビザラインとワイヤーのハイブリッドで治療することもあります。

このインビザライン認定医師資格はまだまだ所有している医師が少なく限られているのでぜひ専門医が在籍する歯医者を探してほしいですね。

まとめ

インビザラインとワイヤー矯正の比較

ワイヤー矯正のデメリット

最新設備『iTero』の紹介

インビザラインの特徴

来月以降は『iTero』を中心にお話していきます。
歯の型をとったことがあると思いますが、ゴムのようなものを歯に押し付けるのではなく、顔の外からスキャニングして型をとる 新しいアプローチです。

エクラが目指す歯科医療として痛みのない治療で患者さんの時間の負担も減らすことが目標であります。

お子様にも専門の女性医師が対応し優しい治療を目指しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

医療法人 エクラ会 歯科オーラルクリニック エクラ
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Mia(ミア)

Mia

歯科助手をしながら、歯科衛生士を目指しているMia(ミア)です。 人の役に立てるような仕事に就きたい、手に職を付けたいという思いから歯科衛生士を目指しています。患者さんからたくさん「ありがとう」と言ってもらえるように頑張っています。

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