Mia(ミア)

Mia(ミア)

歯科助手をしながら、歯科衛生士を目指しているMia(ミア)です。 人の役に立てるような仕事に就きたい、手に職を付けたいという思いから歯科衛生士を目指しています。患者さんからたくさん「ありがとう」と言ってもらえるように頑張っています。

2022/12/4

口呼吸で引き起こされる病気から身を守ろう!

前回は「口呼吸とは何か」というところから、口呼吸の危険性とちょっとした対策についてお話ししました。 今回も引き続き、口呼吸がもたらす悪影響についてお話ししていきますが、 口呼吸をするとこんな病気にもなってしまうの?!というお話をしていこうと思います。 口呼吸がもたらす病気 口呼吸が引き起こす病気は、人の成長期によって違いがあります。 アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎、気管支喘息などが問題となります。 歯並びが悪くなったり、虫歯や歯肉炎が増えたりといった口の問題も起こします。 鼻閉により、集中力や学力が低 ...

2022/11/29

やめよう、口呼吸!鼻呼吸から始まる健康法

口腔機能が低下していたり、生まれつき機能不全であったりすることが最終的にお口の中の健康を害してしまっていることにつながることは以前の記事でお話ししたかと思います。 お口の中の健康は歯の健康にとってなくてはならないものです。 ですが、日頃生活をする中でお口の中の健康に害を及ぼしかねない習慣が一つだけあります。 それが「口呼吸」です。 口を開けて寝てしまっていたり、鼻で息ができずに口がぽかんと開いてしまっていること、ないでしょうか? 今回は口呼吸とは何か、口呼吸をすることで及ぼされる体内の状態を中心にお話しし ...

2022/11/1

早期発見が鍵!口腔機能発達不全症とは

前回、口腔機能不全症についてのお話をしたかと思います。 今回も、そんなお口の働きの疾患についてのお話をします。 お口の機能の低下が健康な生活を送るのにどれほど大切で、そのための国の制度がどのように備わっているかということについて、知識を深めていただければと思います。 口腔機能発達不全症ってなあに 口腔機能発達不全症とは、15歳未満の小児で障害がないにも関わらず、食べる、話すなどの口の機能が十分に発達していない状態をいいます。 前回お話しした口腔機能不全症は老齢になると進んでいく症状でありましたが、今回は子 ...

2022/11/1

口腔機能低下症って聞いたことありますか? 今日からはじめる口腔ケア

皆さんは「口腔機能低下症」という言葉をご存知でしょうか? 口腔機能低下症はその名の通り、口の中の大事な機能が低下していく症状です。原因は主に加齢ですが、その他にも疾患や障害など様々な要因があります。 歯科クリニックでは、歯や歯茎の機能だけではなく、こういったお口全体の機能についても気をくばりながら治療をしています。 また、この口腔機能低下症は50歳以上の方に関して保険治療が適応されます。 口腔機能が低下することは、歯は生えていてもうまく噛めなくなったり、ご飯が上手に食べれなくなってしまう原因につながるので ...

2022/9/29

「歯の大切さ」を改めて考える。歯はあっても状態は最悪?!口腔ケアの重要性と訪問歯科治療

口の中を綺麗にするというと、皆さんの中で一般的なのはやはり「歯みがき」という言葉だと思います。でも医療現場ではよく「口腔ケア」という言葉が使われます。 口腔ケアとは、歯磨きなどで口の中をきれいに保つだけでなく、健康保持や口腔機能向上のためのリハビリなどを含んだ幅広い内容のことをいいます。 歯や歯茎、舌、粘膜、入れ歯を含む口の中の清掃、口腔内や口周りのマッサージ、咀嚼や嚥下のトレーニング、リハビリなどが含まれます。虫歯や歯周病などの口腔内トラブル予防だけでなく、健康的な日常生活を送るために口腔ケアは大変重要 ...

2022/9/29

なぜ、歯周病は減らないのか!?歯周病は増え続けている、その原因をお伝えします。

今現在、虫歯が1本でもあるような子供は、全体の何%くらいいるかご存じでしょうか? この図をご覧ください。 この図は厚生労働省が調査した、虫歯がある人の割合の年次推移です。 むし歯(治療済みを含む)を持つ子どもの割合が急激に減少している事がわかります。 過去のデータでは、昭和62年に6歳だった子どもがむし歯になる確率(乳歯・永久歯)は91%でしたが、平成23年に6歳だったの子どものむし歯率は42%で、この24年間でむし歯率は半数以下に改善されたことも証明されています。 現在では、全体の約8割の子供が虫歯が一 ...

2022/8/30

ほんとうに怖い…歯周病のおはなし

知り合いの新人歯科衛生士がこのようなことを言っていたことがあります。 『歯茎から血が出ているのをそのまま放置している人っているよね。安心して。 最悪歯が抜けて、病気になるから…フフフ』 衛生士のその黒い笑顔に少しギョッとしてしまったのですが、実はこの言葉、あながち間違ってはいないのです。 今回はお口の中の巨大疾患である歯周病と、それがもたらす病気について、最新の治療例も紹介しながらお話ししようと思います。 歯周病をナメたらあかん! 以前の記事の中でもお話ししている通り、歯周病はお口の中で一番身近で、一番か ...

2022/8/29

コロナ感染症がもたらした『顎関節症』という不調

最近、youtubeやtiktokなどで若い歯科医師の方による動画が流行っているようで、流れてくるのを見ているのですが、その中で、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い増えたあるお口のトラブルについての動画が目にとまりました。 歯科医師の方が話していたその内容についてご紹介したいと思います。 顎関節症って? 最近、顎が鳴る、口を開けると痛いといった症状がコロナ禍で急増しているそうです。 「顎関節症」という言葉をご存知でしょうか? 耳たぶの少し斜め上の位置に指を当ててお口を開けると、少しもっこりするところがあ ...

2022/8/1

ちっちゃな頃からきれいなお口環境を目指す

痛い・違和感がある[/st-step] 口の中が痛かったり、違和感を感じていたりすることが原因で、歯みがきを嫌がってしまう場合があります。 痛がっている場合は、仕上げみがきの力が強い可能性があります。 歯ブラシの持ち方を変えるなどの対策があります。 お子さんが歯みがきを嫌がった際に「我慢しなさい!」「虫歯になっちゃうよ!」と怒ってしまうご両親も少なくありません。 何度も怒られてしまうと「歯磨き=怒られる」というイメージが子供の中についてしまいます。 歯みがき中に体を押さえつけられるのが嫌だと感じるお子さん ...

2022/8/1

小児矯正で綺麗な歯並びを作る!

歯並びは小さな頃から作るべし 芸能人の綺麗な歯並びと鏡の自分の歯並びを見比べて、「綺麗な歯並びになりたいなあ」とか「ああ、私も小さなうちから歯列矯正しておけばよかった」と思う人は少なくないかと思います。 小さいお子さんを持つ親御さんは特に、「自分の子供は健康的で綺麗な歯並びであって欲しい」と願うものです。 実際、歯並びの治療は子どもの頃に始めた方が良いという話はよく耳にします。けれども、具体的に何歳に始めるべきか、急いで始めた方が良いのはどんなケースかなど、疑問に思ったり、不安に思う点はたくさんあるはずで ...